荻久保和明の『レクイエム』を聴いたことがあった

もう曖昧な印象しか残っていないのだけれど。

 

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 この時に少しだけ触れた。

荻久保和明の曲をそれほど好んでは聴かないけれども、テーマの選び方などこの世に現にある地獄のようななところを直截に取り出す鋭さがある。

『レクイエム』については1981年の曲ということで、例えば漫画『北斗の拳』、「199X年、世界は核の炎に包まれた」が1983年頃であるように、冷戦期の只中であり、その「人類の滅亡が常にイメージの中にある」という恐ろしさを示していた印象がある。