2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧
時々聴きたくなる。東京混声合唱団の演奏のCDがあるのだが、なぜか春の曲のようなイメージ。悪いわけではないのだが、違う演奏があるべき、という気がする。 作曲されたのが1963年だから、半世紀近く前の曲。そんなに古い感じがしないのだが、たぶん曲…
楽譜を見ていて気づいたが、2分割のリズムと3分割のリズムがこちらと向こう(歌い手にとっては手紙を書く側が「こちら」)の表現になっている。この対応がかなり厳格で、「あなたの声が」の三連符から始まって中間部から後半の「何もいうことなしと」の表…
これも間抜け。「帰って来た」って何だ、と思っていた。「ふるさと」なんだから当然だった。「やさしいひとら」も「ふるさと」の人たちということだ。
カメラータ・トウキョウの『夜と谺〜三善晃 合唱の世界Ⅱ』は、90年代の曲をまとめて聴けるありがたいCDだった。合唱団「松江」と合唱団「弥彦」は活動の形態から演奏の精度に限界があるようではあり、またE.S.Pとうたあいによる『五柳五酒』は冒頭の清水…
身近な知り合いを見ても、合唱をやっている人間は自分の歌っている詩を気にしないようで、驚くような勘違いが合唱団ぐるみで蔓延していたことがあった。 自分の話にすると、この詩については「あそこへは〜つもりで」が「遠い岸辺の会話」だとか気がつかない…
田中信昭による『無限曠野』ということで買わねばと思っていたが近所では売っていなかった。 『無限曠野』については大阪ハインリッヒ・シュッツ合唱団の演奏があるが、今度のCDの演奏は『小垣内の』と『大白道』の構成が工夫されている。CDで聴くと、『…
願うだけですむ時代でもないかな、と。あと、『若さのイメージ』とか、こんなこと言われたら若い人は怒っていいんじゃないかな、とも思う。「お前がスモッグでネクタイじゃねーか。いいから靴ぐらいよこせ」とかそんな感じ。 『空に小鳥がいなくなった日』だ…