2012-01-01から1年間の記事一覧

『Jesu, meine Freude BWV227』

お決まりの「対象構造」が語られてしまうわけだ。が、そんなの言われても困ってしまう。3曲目、7曲目のほとんどまんまなコラールと5曲目、9曲目がコラールの変奏だからで同カテゴリにされても聴いている感じとしてまるで別物だし、その5曲目と9曲目が対応し…

東京大学柏葉会合唱団第59回定期演奏会

聴きに行ったので。 12月23日(日) 『三つの不思議な仕事』(池辺晋一郎) 『Jazz Folk Songs for Choirs』(Bob Chilcott) 『合唱のための十二のインヴェンション』より(間宮芳生) 『Jesu,meine Freude BWV227』(J.S.Bach) 『三つの不思議な仕事』は…

J.S.Bach Motets (Vocalconsort Berlin / Marcus Creed)

集めているつもりもないけれど、バッハのモテット集のCDが増えていく。7枚目ぐらい。 今回は指揮者が目当て。Marcus CreedはRIAS室内合唱団のCDで覚えた名前で、ブラームス、メンデルスゾーン、プーランクのCDを持っている。 RIAS室内合唱団の演奏も…

室内オペラ《清姫−水の鱗》(西村朗)

新しいうたを創る会の演奏会に行ってきた。(平成24年2月26日 新しいうたを創る会 第15回演奏会<合わせる声の新しい世界>) 曲目は間宮芳生の『焼かれた魚』と西村朗の新作の室内オペラ。 新しい合唱団の、いかにも田中信昭の手兵というクリアな音がうれし…

『ゴリラのジジ』

先日の樹の会が、浦和一女の演奏で聴いた高校のとき以来の女声合唱版だった。ものすごく久しぶり。 「激しいのに やさしいとこがあるし」の部分。「激しい」/「やさしい」の対照ばかり目立つけれども、「とこがあるし」のところが面白いというか、手ひどく…

合唱音楽の夕べvol.3 三善晃とともに(Bプログラム)

土曜日のAプログラムは都合がつかなかったが、Bプログラムを聴きに行った。 『やさしさは愛じゃない』より(樹の会ユースクワイア〜奏〜) 『動物詩集』(女声アンサンブルJuri 浅井道子) 『一人は賑やか』(Nekko Male Choir 浅井道子 服部真由子) 『三つ…

林光が

年が明けて間もない1月5日に亡くなっていた。持っていたCDを思い返してみる。 管弦楽を1枚、カメラータ・トウキョウの安いやつ1枚、合唱が3枚、こんにゃく座関係で3枚。ギターのCDに協奏曲が1曲入っていた。『木のうた・鳥のうた』のCDは人に貸…