2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

『ふら・ふろ』3巻

終わってしまった。日々の支えが一個なくなってしまったように感じる。

三善のヴァイオリン・ソナタについて、尾形敏幸が非常に高い評価をしていたのを読んだことがあった。 自分としてはあまり得意ではないというか、どのCDを聴いてももっといい演奏ができるのではないかと思ってしまう。高音がキンキンうるさいという印象があ…

ワールドカップ

メキシコは結構好きなのだが、前の大会のメキシコはちょっと時代から置いて行かれた感じがした。今回はちゃんと時代に追いついたように思うし、ちゃんとメキシコのサッカーだ。勝ち残ってほしい。 メッシをまともに見たのは初めて。あのドリブルなんで止まら…

四部作は『響紋』の「そこぬけぬ海も/そこぬけぬ空も/そこぬいてたもれ」を受けたものと見ることができるだろう。「(風のなかの/波のなかの/雲のなかの)骨」に対して死を受け入れる成り行きを示しているのだと思う。

『虹とリンゴ』と『その日―August6―』に対して、何となく近い感覚をもつ。シンプルな形がそのまま差し出されるような印象。 音の形の方が合唱であることよりも重要で、そのために和音を聴かせる部分は非常に限られている。