『ティオの夜の旅』(木下牧子『ティオの夜の旅』の5曲目)

身近な知り合いを見ても、合唱をやっている人間は自分の歌っている詩を気にしないようで、驚くような勘違いが合唱団ぐるみで蔓延していたことがあった。
自分の話にすると、この詩については「あそこへは〜つもりで」が「遠い岸辺の会話」だとか気がつかない時期が長かった。あと「青い発電機」は地球のことだろうとか。
考え出すといろいろ思いつく。「遠い岸辺の〜襲来する」の2回目、ベース、テナー、ソプラノとばらけて入るのは「襲来」の感じ、コントロールが効かない状態の表現かもしれない。