『夏の散乱』

CD『三善晃の音楽』で、繰り返し聴くのだが、『波のあわいに』などの文章からのイメージが強くて自由な状態で聴けていない感じがする。

感受性の優れた人がうかつに聴くとトラウマになるんじゃないか、と思う。自分など鈍い人間だから気楽に聴いていられるが、クライマックスで意識を吹き飛ばされても不思議とも思わない。
なにやら輝く玉をぼんやり見ていたら衝撃で消し飛ばされてあとには廃墟、のような印象を持ったが、これもわざとらしい気もする。