カンタータ『土の歌』

混声六連の合同曲だった。昔CDで聴いたが、あまり覚えていなかった。
正直、今歌う曲という気はしない。単純なところでは「人知の愚かさ」とか「人間悪」とか何様、とか。
とはいえ、すごい演奏だった。浅井先生お流石、という感じ。そうして聴かされてみると、この曲はなんというか、ものすごい恐怖を表した音楽なのだった。それがひたすら重いから終曲『大地讃頌』は全く意味を語らないお祈りになってしまう。