『虹とリンゴ』の三曲目、『シャボン玉』で、冒頭の「雲は〜」の上行する旋律が「夢は〜」とその後の「秋は〜」の部分でそれぞれ変形されて現れる。上行の動きは問いかけの形で、「秋は」のところでは「答えはしないのです」に対応して、他の部分のようには上り詰めないまま下降する。