2019-07-29から1日間の記事一覧

『虹とリンゴ』

『夏の散乱』の初演時に、三善晃が次のように書いている。 炎を、炎の内側から見なければならないとき、生死は灼熱のなかで一瞬交差し、この世では死ねない死と生きられない生となって離別する。宗さんは炎のなかから「明るい塋」を透視した。「現」だった。…