『駅』(『四つの秋の歌』)

まだ八月になったばかりなのに、夏の終わりの歌。
「山すそのあたりに〜近づいてきた」のところは少女の視点を想像しているところで、「次に運ばれてくるものを待っている」気分が表れている。で、これがあとの「こうして」という言葉で受け取られる。