『三つの夜想』の前後 その2

この曲が作風の変化の境目だとすると、そこで「私はもう おまえに飽きているのだけれど」という詩を選んだということは、その変化が意図したものだということだろう。それで「つまらなくなった」と感じることはあり得るけれども、それはもう見捨てられたということではないか。