『王孫不帰』続き

http://d.hatena.ne.jp/tooth-o/20160510/1462887424
から。
つまり、「丁東」が翁に、「きりはたり」が媼に対応している。これらを、翁の演技、媼の演技として見ることができるのではないか。
「きりはたり」「丁東」は曲のかなり早い段階で出てくるが、演奏はこれらを翁と媼の役として、音の起伏に沿って演技する。そして第三の部分に至ってそれらの表情の正体が語られる。そういう構造なのだろう。