今年のゴールデンウィーク

今年は混声六連だけ。トウキョウ・カンタートとか行きたかったが。
混声六連については、今年の選曲は全体に今ひとつと思った。アカデミーが信長貴富、楽友が團伊玖磨の『筑後川』、GHが「マリアへのオマージュ」と称して4曲、柏葉がまた信長貴富、早混が若林千春の編曲物で、明混はいつも通り。
選曲の面ではGHが興味深いというか、教育的な意図が明白。演奏の面でもかなり健闘していた。テナーが上手い。
ステージとしては柏葉があきれるほど優れていた。
合同ステージが三善晃の『やさしさは愛じゃない』で、一応の目当てだった。精密な曲という印象があったので、合同向きではないと思っていたが、大学生に向けて作られた曲でもあり、より多くの学生が歌ってほしいということもあるだろうとも思った。合同ステージは練習時間も限られているはずだが、しっかりした演奏だった。