2009-11-01から1日間の記事一覧

『デ・ラ・マーサ:プラテーロと私/兼古隆雄』

三善晃のファンなので、現在だとフォンテックや日本伝統文化振興財団、カメラータ・トウキョウ等には大変お世話になっている。カメラータ・トウキョウについてはそれとは別に好きなレーベルで、多分そうなったのはこのCDのため。 そもそもは図書館で見かけ…

『交聲詩曲 波』からの連想

『交聲詩曲 波』を聴いて連想したのが、「ずいずいずっころばし」、黒人霊歌、新実徳英と高嶋みどり、『大地讃頌』だった。 「ずいずいずっころばし」は童声合唱の旋律から。黒人霊歌はその童声合唱の先行と合いの手的に入る混声合唱のリズム感のためで、新…

『五つの願い』

過去の曲と前に書いた『五つの願い』だが、『春だから』と『空に小鳥がいなくなった日』は思いがけない音が鳴って楽しい。 一方で、やっぱりこの詩は古くさいかな、という印象は変わらない。「電話」と「忘れた歌」というつなぎ方はもう無意味だし、「みんな…