『彩夢』と『五つの詩』から『田園に死す』

彩夢』には、死に向かって飛び込みかねない強烈な衝動のようなものを感じる。で、『五つの詩』は、その衝動のまま死んでしまうものだと思っていたら生き延びてしまった、というところから書かれているように思う。
これが、「かくれんぼの鬼とかれざるまま」に結ばれる。