2008-08-31から1日間の記事一覧

昨日HMVに行ったら

カウンターに「林光の音楽」44,100円がどん、と置いてあった。 「『黒い歌』のCDが手に入るなら44,100円くらいおしくはないぜ!」といきたいところだったがやはりそうはいかない。ブルックナーのCDを買って帰ってきた。

「私はひとり」「人々のざわめきに」

『愛の歌』ではこれらの言葉に対してこの手法が用いられている。これは、意味的にはもう一段深い仕掛けになっている。「私はひとり」という一人一人の歌の総体が、「人々のざわめき」を形成する。

「光の魚が」とかの

『虹とリンゴ』第1曲『原初』の「光の魚が」「影の鳥が」、また第3曲の「美しいシャボン玉」で用いられている、特定の音型を繰り返しながら各人でずらしていきクラスターに至る、という方法は、以前にも『愛の歌』で使用されている。 確信があるということ…