『或る死に』のこと

『或る死に』はよくわからないという感じを持っていたが、あるときこの曲が弔辞のイメージと重なった(もともとたいとるからそういうものだが)。語られている相手があって、相手には言葉がとどかない、というようなこの感触は、『その日―August6―』と似ているように思うし、『王孫不帰』ともつながるところがあるように感じている。