歌詞のこと

『鳥のために』の1曲目、『手紙』で、「私の言葉の片鱗を唱えるでしょう」と歌うところがある。そこの男声が、「片鱗を唱えるのだ」となっていて、「のだ」はねーよ、と思ったものだった。
「それはない」と思うような歌詞の扱いというと思い出すものが幾つかある。例えば高嶋みどり『白鳥』の『小鳥が歌う』の、メゾソプラノ。男声が『薔薇の花よりも完全だ』の上で「ラララドゥルルルルルだ」とか。
プーランクも結構衝撃的だ。『O magnum mysterium』(『Quatre motets pour le tenps de Noel』の1曲目)「ut animalia viderent」と歌うところのバスが「amalia viderent」とか、「Beata Virgo」の下で「ata Virgo」とか、単語変わっちゃってる。