これもカメラータ・トウキョウのCD。
三善晃『オマージュ』
八村義夫『彼岸花の幻想』
松村禎三『ギリシャに寄せる二つの子守歌』
武満徹『ピアノ・ディスタンス』
吉松隆『プレイアデス舞曲集』より
- フローラル・ダンス
- アップル・シード・ダンス
- 水によせる間奏曲
- ほぼ2声のインヴェンション
- 二重人格者へのオード
佐藤敏直『ピアノ淡彩画帳』より
- 茶畑のある風景
- 黄と黒の季節
- 八月の鎮魂
- 笹の絨毯は北海にすべる
小倉朗『ピアノのためのソナチネ』
三善の『オマージュ』に加えて八村『彼岸花の幻想』と松村禎三の『ギリシャに寄せる二つの子守歌』(この曲を知ったきっかけは八村義夫の『ラ・フォリア―ひとつの音に世界を見、ひとつの曲に自らを聞く』で読んだことだった)が聴けるということで買ったもので、これも安心して聴けるCD。
佐藤敏直は、『旅の途の風に』など合唱の曲は多少知っているが、そのほかはまるで知らない。表題作の『ピアノ淡彩画帖』は「淡彩」という割には結構ごてっとした感触があって、80年代という感じがする。