『コスモスのうた』

この曲も長い間よく分からんという感じだったが、先日の晴れて暖かい時に、気がついたらしっくりと納得がいった。
「ちょうちょうが」「かあさんも」の転調と高音と、その後の「およぐから」「わらうから」の進行に驚きがあって、演奏もそこの鮮やかさで勝負となるだろうが、どうも情感の構成というか配置というかがそうではないような気がする。
「はっぱのなみを」「ゆうひにぬれて」の感触を「てんまですき」まで意識していないといけないのではないか、と思う。